最近、久しぶりにいいなあと思った漫画は
「将国のアルタイル」です。
といっても、まだ1巻しか読んでないのですが
これは自分的に当たりでした。
(人の好みは違うから、レヴューが高くても失敗することがあるのですが)
まず、絵も好みだし、話もよいです。
イメージとしては、昔のトルコっぽいというか、アラジンみたいな雰囲気。
主人公の少年将軍マフムートが他国との紛争に対し
自国のために頭と剣と鷲を使って、道を切り開こうとする
一見、成功&出世譚みたいな説明になってしまうのですが、
実はその行動の裏には、家族を失った過去の自分を振り返り
「もう二度と戦争をしない、起こさせない」
という確固たる願いを持って行動しているのです。
これが、あっさりとなんでも一人でできるようなキャラだったら
それほど気にいることはないと思うのですが
彼はいろんな人(国内・国外の対抗勢力含めて)の中で
彼なりに考えて「自分のできることをしていく」・・・という姿勢に応援したくなります。
もっとも、時には辛い決断もあるのかもしれませんが
(まだ1巻しか読んでいないので)
それでも彼なら最善の方法を見つけてくれるのではないかという期待をもたせます。
結構わき役キャラもいい味してるんですよ。
そんなわけで、続きを買おうと思ったのでした。
2013.05.06追記
あれからずっと続きを楽しみに購入しています。
正直国家間の戦争の話なので、綺麗事だけじゃないし
主人公がいつでも正義で、がんがん頭脳明晰な計画をたてて快進撃というのもなく
敵側の帝国も非道ながら戦略においては主人公を上回る場合もあるわけで
時には辛く厳しい結果を目にすることがあり
そこは読んでるほうも辛いのだけど・・・
今回12巻を読んでショックでした。
まさか○○○将軍が~~(泣)
しかも、描写が・・・ぼかさずに描くかって感じで
折しも私はナーバスな時期で、亡き父のことも脳裏によみがえり
その日はなかなか眠れませんでした。読み返す時は飛ばしてしまいそう
いったいどうなるの~!!
・・・にしても、なんかここにきて、顔が崩れてきている気がするのは気のせいでしょうか
(まあ、長く連載していると、だんだんと顔は変わっていくけど
好みとは違う方向に変わらないでほしいなあ)

PR