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気になる作品(短編集)

こちらは本館HPの長文レヴュー以外の短文のレヴューを整理してみました。

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願いを叶える花

見本のスチルのキャラの絵が好みだったので、やってみました。

これは、とても優しい&易しい乙女ゲームですね。
舞台の村もまったりしていて、BGMもおだやかで、のんびりとしたい人には最適です。
悪役もいないし、ヤンデレもいないし、殺人もないし
BAD EDというものもなく、(まあ、あえて相手を選ばなければ一人ですが)
ライバルもいないので、そういう緊張感があるのが好みの人には物足りないかもしれませんが。
ただひたすらお目当ての相手に会いに行けば、それがイベントになり、EDまでまっしぐらなので、頭も使わなくてよいです。
一応会話の選択肢がありますが、特に難しいものでもなく、たとえ間違った場合でも(急に日が過ぎるので)すぐわかります。
ヒロインが相手の心の問題を解決して、恋を成就するというのは、王道の乙女ゲームですね。
思わずこちらが感心してしまうようなことをヒロインは言いますね。
私だったら同じ状況でそんな言葉が出ないよ。
しかも大胆だよ、ヒロインは。気が付けば触ってるよ?

キャラたちもよいですね。あの淡い色づかいやコスチュームもよいし、背景も素材ではなく、自分で描かれたのか違和感がありませんでした。
ただ、ヒロインの普段のコスチュームは、村娘にしては仕事着っぽくもなくおしゃれっぽいなと思いました。

恋の相手は3人、いずれも村に立ち寄った人ばかり。
私の好みでは、ラキオス>キア>ジーク・・・かな。

ジークはさあ、あの「お嬢ちゃん」というセリフが合わない気がする・・・
でもって、容姿からもっと若いんだと思ってた。
あと、他のキャラもそうなんだけど、出会って6日で恋が成就・・・はいいんだけど
「愛している」という言葉は、ちょっと・・・うん、なんか、もうちょっと時間をかけてほしい言葉というか?単なる私の感覚なのだけど、他の言葉のほうがいいなあって思った。
ちなみにED後、思ったのは、「おばあさん、よく大事な孫を、素性のわからない傭兵もどきの男性に預けたなあ」と思ってしまった(^▽^;)
ちなみに、ここでも後日談のスチルに注目。お墓の前で立つ二人。・・・はいいけど、ヒロイン何気にジークの腰に手を回している!そこがすごく気になった私(^-^;

キアは、ちゃんとした商家の跡取り息子だしね。(いや、たまのこし狙ってないよ?)
1番最初に選んだのは、まあ、左からってこともあり、キアなんだけど、納得の話でした。
しかし、EDの絵だけなんかちょっと違うのが気になったなあ。
でも、結婚式の絵はすごくよかった!!可愛いすぎるvv

ラキオスは、最初の出会いで「なんじゃこいつ」と思ったら、2回目は忘れてて素直な少年だとわかり「あれ?」。その後は村娘のモテぶりも鼻にかけず、ヒロインしか相手にしないことで好感度がUP。
EDも1番よかったのがラキオスだな。
だって、やっぱヒロインのことを考えたら、連れて行くよりも、村で住んでほしいもんね。
そういう意味では、ダンナさんにしたい人でもあるわけよ。
(姑も小姑もいないし)
しかし、あのラキオスの保護者だったお爺さん、いい味だしてますよねえ。
ラキオスが「これからは、自由に老後を過ごして」みたいなことを言った時には、笑ってしまった。

とにかく、ある意味ぬる~い話ではあるのだけど、癒しになるようなお話でした。

あ、友人のリタ忘れてた。リタのイベントも欲しかったね。

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灰だらけは恋をする

高評価だったので、やってみました。
「灰だらけ」ということで、シンデレラをモチーフにした乙女ゲーム。

というわけで、相手が王子さまだけでなく
うまく関係性を作って、3人います。
でもって、お城からの使者が来て、ガラスの靴が主人公の足にあった、その後で・・・
童話とは異なる思わぬ方向に話が進んでいきます。
このあたりは「え?」って思いますよね(^▽^;)

しっかし、なんてタフな主人公なのでしょうか。
前向きすぎるわ~
でも、この前向きさと行動力が乙女ゲームの「ヒロイン」って感じですね。
勝手に動くので、あんまり感情移入はできませんでしたが。

相手は、義兄と王子様と魔法使いの3人
これが、それぞれHAPPY ENDが1個に
BAD EDが3個。×3人
BADが多いねえ・・・

私はしいて言えば、魔法使いの話が1番よかったかなあ
義兄は登場するたび、職が変わってるんで、
「いったい何やってるの?お義兄ちゃん!」って言いたくなるし
主人公の行動も「おいおい、なんで行っちゃうの。やばいんじゃね?」とか思ったし
王子様は庶民的で、あっさり自室に主人公を入れちゃうし、
お茶をいれようとしてカップを割っちゃうし
でも、それよか王子様の護衛や城の警備体制は何してるんだと言いたい。
あんなにあっさり王子様狙われちゃっていいの?
まあ、元の童話もガラスの靴1つでヒロインをお妃にしちゃうから
ゲームでリアリズムを追及してはいけないとは思うけども
王子様が1番おかしな話だなあと思ってしまいました。
魔法使いもねえ・・・魔法があんまり活かせていない設定なんだな。(それこそ舞踏会の衣装と馬車だけ)もったいないね。
それなのに、大したことができないのに、王様、魔法使いを全滅させちゃったんだね。
そうそう、1番ゴージャスなBGMだったのは面白かった。
でも、魔法使いの話は1番納得できたかな。(暗殺の手順のぬるさはともかく)
あのコスチュームも面白いね。てっきり袖で見えない左手は、魔女狩りの時にでも失ったのかと最悪なことも想像してましたが、ちゃんと手があったみたいでよかった。

枯れてる私なので、残念ながらキュンキュンしませんでしたが
気分転換に遊ばせてもらいました。ありがとうございます。

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りんかね

まずは、作品紹介ページの解説より

「わたしの前に不思議な男の子が現れた。
前世で、大正時代でわたしの恋人だったという男の子。
にわかには信じられない、あまりに突飛な話。
だけどその晩からわたしは不思議な夢をみるようになる。
狂おしくて儚い、大正の夢を。

※本作品は性犯罪描写、登場人物の死亡等の鬱展開を含んでいるため
プレイ推奨年齢を15歳以上としています。 」

・・・とありまして~「輪廻転生+大正浪漫な15推乙女ADV」とあるからには
タイトルは「リーインカネーション」の略だろうなと思いました。
これは短編ではなく、中編といったところでしょうか。

これはとにかく重い話でした。特に前世の大正時代の話が。

それは一人の少女と、彼女を愛した男たちの話。
しかし、少女はその一人と愛し合い、そして突然の別れと共に
信じられない暴行をもう一人の男から受け、そして・・・

一方、現代に転生した男たちは前世を昔から夢の中で感じ取っており
ある者は、かつて愛した少女に恋い焦がれ
ある者は、前世の自分の犯した罪に苦しみ生きていた。


今は現代、前世とは全く違う人物。
前世と同じ思いを共有するのか
それとも前世の思いを清算し、未来に向かうのか
選択肢によってEDが異なります。

EDは12個。ちゃんとエンディングリストにヒントがあってコンプリートできました。
しかし、最後のEDを見た時は、なんか泣けそうでしたが
それでも、こう・・・重くて鬱々とした気分が私の中に残っています。
愛するが故にとはいえ、決して許されない罪を犯した男のせいかもしれません。
悲しみに追い打ちをかけるように突然襲われた少女の恐怖を思うと・・・
なので、(掲載されている評価は高いのですが)私には「ちょっと人によっては選んだ方がいいゲームかもしれないなあ」と思いました。
そのため、ちゃらんぽらんな短いEDのほうが、なんかホッとしました。
でもって、コンプリートした時に、加害者と被害者が集合しているオマケも違和感がありました。(まあ、少女も怒って恨みを晴らしてはいましたけどね)
とはいえ、こんな感想を持つ人も少ないでしょうが。

前日談もよかったけど、鬱・・・

絵に関して言えば、立ち絵がちょっと残念でしたね。
悪くはないですが、手書きの水彩っぽい感じが、ちょっと表情が暗めに見えるのと
背景が写真なので、立ち絵の輪郭がはっきりしない。
その背景写真も、立ち絵が小さすぎるのと関係してか、大きさのバランスが悪くて
背景が大きいため、ところどころキャラが小人に見えました。
そういう意味でも、背景も絵に合わせて水彩っぽいほうがよかったんじゃないかなと思いました。
あと、表情の変化がわかりにくかったですね。(特に大正時代の瀧子)
その反面、スチルの絵はすごくよかったです!これはかなり高得点でした。
小説の挿絵みたいで・・・もったいないなあ
もっと見たかったなあって思いました。

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華氏98.6度

これは「当たり」です。
全体的にとてもよく出来ていると思いました。
物語は短いのですが、非常によくまとまっていますし
絵も綺麗だし、システム的にも操作性も全く問題がありません。
セリフも納得できるものでした。

最初女の子のキャラクターを見た時、とても好みだったのでやってみたのですが
始めた途端、画面に映る星ー宇宙から見える地球ーの綺麗なこと。
そこであっという間にプレイヤーを宇宙空間に引き込んだ気がします。(SFなのよ)
で、物語は宇宙の交易船の中、主人公のレベッカと、船のAI・ビショップの会話で主に進んでいきますが、サスペンス風味もあってドキドキ。
選択肢を選ぶ順により、EDが変わりますが~
女王様EDから主人公が死んでしまう最悪のBAD ED
悲しくて切ないEDから
そして最後に納得のGOOD EDが見れてよかった~!

一応、後日談にはほんわか恋愛要素がありますが、全面的ではないので
こちらのカテゴリーに書きました。

ヤンデレが出なくて、よかったよ~

ビショップとレベッカの出会いの思い出話がおかしかった。状況は悪いんだけど。
(ホログラム・・・どうせならやっぱ美形になってほしいよね)

そうですね~、あえて重箱の隅をつつくとすれば
駆ける足の効果音が、「たたたっ」と早すぎたことぐらいか
あとは個人的に船の操縦席が映っている背景を、もっとすっきりしたもののほうがよかったかなと思ったぐらいです。


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新カテゴリー作成

昨日から新しく「とにかくやってみたフリゲー」カテゴリーを作成しました。
というのも、恋愛要素のフリゲーが多くなってきて、その中で「気になる」という部分があてはまらない物も入っていたかなと思いまして、改めて仕わけしました。
例えば、私の感覚にはあわなかったなとか、悪くはないけどやってきた中では印象はちょっと落ちるかなとかいうものを、ふるいにかけさせてもらった感じです。
(私の感覚によるものなので、決して作品が悪いとかいうわけではないので、念のため)
また恋愛要素フリゲーが増えれば、この作業になるかもしれません。
なので、「とにかくやってみたフリゲー」には、恋愛要素および一般要素混合となっております。

まあ、どうしても短編はねえ、すぐ終わっちゃうから。

ちなみに、只今ぶっ続けで更新しているのは、別にヒマなのではなく、ストレスがたまってて気分転換がしたいのと、疲れてて頭が働かず、用事と用事の合間に、ぼ~っとしながらでも簡単にできる短編ゲーをやっているからです。

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