フリー版とシェア版があるようですが
私はフリー版をプレイさせていただきました。
これはラブコメ・・・になるのかな?
一言で言って、面白かったです。
気分転換には最適な長さとお話でした。
思わずクスリとなるところがしばしば。
絵も落ち着いていて安心して見られますし、
ところどころギャグで顔が崩れることはありますが、
本来、ホラーな物や人も可愛くなっており全く怖くありません。
BGMもあってますし、会話の窓の装飾もよいですv
しいていえば、データセーブ・ロード画面が重複しているところでしょうか。
右クリックしてデータ画面が出て、例えばセーブした後戻ろうとクリックしてもすぐに戻らず
また別のデータセーブ画面が出て、そこで「戻る」をクリックすると、ようやく話に戻るという2度手間がありました。
さてさて、物語はとある端っこのパステル国から始まります。
そこの一人娘である姫ルリアは、結婚適齢期にも関わらず相手がいません。
というのも、別にもてるもてないの問題ではなく
美醜性格に関わらず、結婚適齢期となる王室関係者が大陸じゅう探してもいないらしいです。
いるのは、既婚者か、いまだ赤ん坊だけ。
(まあ、政略結婚では年の差はお約束かもしれませんが、
一般に物語では、さすがに大抵その場合男性が年上な場合が多いですね。
もしくは、女性が上なら男性がある程度の年になってからということになるでしょうけど、この場合は、ルリアがすでに適齢期にも拘わらず、見合い相手が赤ん坊では話にならないということらしいです。まあ一般の王家の跡継ぎ問題も絡めれば妥当な考えかもしれません)
そこで、結婚相手を自分で見つけるわ!という主人公なら、また話は別になると思うのですが
この話はそうではなく、両親である王様と王妃様が相手をやっとこさで見つけてくるのですね。
この夫婦というのもまた癖があって、王妃さまは時々ヤンキーみたいな言葉で叱りつけ発破をかけます。当然ながら?王様は尻に引かれています。
(この夫婦のなれそめはどうやら「シェア版」で語られている模様)
それはさておき、唯一適齢期となる王子がいたのですが、その国は「超怖い」と言われているグレイン国だったのです。
昼間でも真っ暗、怪しい者が闊歩し、1度足を踏み入れた物は2度と帰ってこないという噂の国。
しかし、ルリアは王妃に尻を叩かれ、執事のアルトとともにその国に入ります。
表向きは友好のため、しかし実はその国の王子の心をゲットしろ!というものです。
・・・というわけで、ルリアは出会うことになります。
というのがプロローグ。
恋の相手は2人。王子のシエルと、その執事ネロ。
それぞれグッド・ノーマル・バッドEDの6通り。
会話の選択肢でEDが決まるようです。
結構ストレスなくサクサク進んでいきますが・・・
シエルの時は詰まらずに進めたのに、なんでかネロのバッドエンドにたどり着かず、諦めムードに。
しかし、ここまでやって放置するのも気分が悪く、本来なら簡単に違いないと思うと、気になって。
作家さんのHPを見ても簡単すぎて攻略については書かれておらず、仕方がないので、教えていただきました。(その節はお世話になりました)
というわけで、コンプリートできてすっきり。
ただ、シェア版があるので、謎な部分はそちらに持越しだったり。
執事のアルトも攻略できればよかったのに~と思っていたら、やはりシェア版では攻略相手になっているみたいで、他にも攻略相手が増えるようなので、こちらでお試しして気に入った方はやってみるとよいと思います。
私もまた機会があったら、やってみたいと思いました。
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